馬券的中～！とよろこんでたら意外にお金増えてないな～っていう方は、合成オッズが低い可能性があります。
今回は合成オッズとはなんぞや？という事を記事にしてみたいと思います。
合成オッズとは？
そのレースで購入した馬券ぜんぶの複合オッズです。
例をだしますね。
A 単勝2倍
B 単勝3倍
C 単勝5倍
をそれぞれ100円づつ購入したとします。3点買いってやつですね。
これを1点買いとしたときのオッズを合成オッズといいます。この合成オッズがいくらかわかります？
実はこの3点買いの合成オッズは0.96です。
1.0倍のオッズに1点買いをする人はいませんよね？それよりも率がわるいのです。
勝負が始まる前にもう負けているのです。
これって極端な例でこんな、かけかたしてる人いる？
確かにきょくたんな例だけど、人気サイドの多点買いをしている人はびっくりするくらい合成オッズひくいぞ
合成オッズの計算方法
例えば10倍と20倍に100円づつかけたとします。
合成オッズは15倍ではありません。
投資金は200円です。配当金の平均は1500円です。
1500円÷200円=6.7倍となります。
10倍と20倍のオッズの合成オッズは、6.7倍の1点買いと同じなのです。
合成オッズの計算方法
先ほどの例で説明します。
自分がベットした全てのオッズの逆数をだします。
10倍→１/10＝0.1
20倍→1/20=0.05
逆数を全部足します。
0.1＋0.05＝0.15
この数字の逆数を出します。
1/0.15＝6.66
合成オッズの計算はわかったけど、どう活用すればいいの？
まず目安としては、自分の的中率と比較します。合成オッズが3倍だとしたら、3回に1回的中でも負けていきます。
3回に1回しか当たらないなら、合成オッズが4倍はほしいところです。
でもレースごとに的中率も難度もちがってくるから、一律ではいかないのでは？
その通りです。正直的中率は結果論であって、これから先の予想にはあてはまらない事が多いです。
では合成オッズをどう馬券に活用するのか？
◆ウインチケット！千鳥の「アリかも競輪祭4月26日まで」招待クジ1等7000円の増額中！やらなきゃ損レベル＞＞
合成オッズをどう活用するのか？
自分の馬券の合成オッズをしる
あなたの購入した多点買いの馬券は、もしかしたら2倍以下の1点買いと同じものかもしれない。
競馬で負けているかたは予想の精度以前に、この合成オッズが低すぎる可能性があります。
自分がそうだったから自信を持って言えます（自慢できない）
自分の馬券の合成オッズがいくらなのか、意識をするだけでも長期でみたときの回収率は変わってくると思います。
合成オッズの自分ルールを決める
私は合成オッズが3倍以下なら考え直します。
あくまで自分ルールですが、合成オッズがひくすぎたら馬券をくみなおします。どうやっても合成オッズがあがらない時（人気馬をきりきれない）は見送ります。
なぜなら自分の馬券の的中率がそこまで高くないと知っているからです。
これは意外に効果的なのでみなさんも導入してみては？と思います。
合成オッズを知ると、多点買いの概念もかわってきます
1番人気が頭の3連単と5番人気を頭にした3連単では、おなじ点数を買ったばあい合成オッズも変わってきます。
「グリグリ人気を頭にしたから、相手はしぼらないと儲からないな～」というセリフを言う人は、合成オッズのことが直感的に理解できている方です。
合成オッズさえ確保できていたら、点数がふえてもだいじょうぶなわけです。
合成オッズを上げる方法
合成オッズがひくいと勝ちにくいのはわかったけど、どうやって合成オッズをあげればいいの？
合成オッズをあげる方法として有効なのは買い目をへらすこと。
例えば7倍の馬連1点買いをすれば、そのまま7倍です。
もう1点おさえで5倍の馬連を買ったとします。
これで合成オッズは3倍をきってしまいます。
買い目が増えるとかんたんに合成オッズは下がります。
これが冒頭でもうしあげた「的中したけど儲かってない状態」なわけです。
では合成オッズがどうやったら上がるか？もうおわかりですよね。
買い目を減らす！それも人気サイドの馬券をカットします。これで合成オッズはあがります。
オッズカットを推奨している方は合成オッズを理解して馬券戦術の中にくみこんでいるのでしょう。
人気馬がどうやっても切りきれない。合成オッズは低いまま。こんな時はもう馬券を買わず見送るのがベターだと思っています。
合成オッズのまとめ！馬券にどうくみこむか？
- 多点買いは思った以上に合成オッズが低くなっている可能性あり
- 合成オッズは馬券をしぼるほどあがりやすい
- 人気どころ（オッズの低い）を切るほど、合成オッズはあがりやすい
以上が合成オッズのまとめです。
馬券ルールに組み込むとするなら
人気馬を買わなくていいレースで勝負する。
まっ！それがむずいんですけどね。