今回は合成オッズの話の続きです。
⇒⇒⇒合成オッズとは?
合成オッズをつかって、お得な馬券の買い方!また多点買いは悪なのか!?を考察していきたいと思います。
単勝1点買いは、多点買いと同じ
先日ツイッターでこんなのをみました
ひも総流しはありかなしか?
みなさん答えていました!その中に興味深い答えがありました。
総流しなんかありえない!男はだまって単勝1点!
別にもめたいわけではないので、つっこみたかったけどスルーしました。
単勝って馬単1着固定の総流しと当たる確率は同じなんですよね。
もっといえば、3連単1着固定の総流しと同じ確率でもあります。
質問されたかたの意図は、馬単なら相手を1頭~〇頭にしぼるべきだ!という事なんだと思います。
その答えが「単勝1点だ」
質問された方も困ったのではないでしょうか?
単勝って2着、3着を当てる事をほうきした超多点買いともいえるわけです。
では単勝を買うのと、馬単1着固定の総流しをかうのとでは、どちらが得か答えられる?
同じなんじゃないの?
ここにオッズの歪みってのがしょうじてて、馬によって単勝がお得なときと、馬単総ながしの方がお得な時があるんだよ
どうやったらそれがわかるん?
ここで合成オッズを活用します。
単勝オッズと、馬単総流しの合成オッズをくらべるのです。
秋華賞で検証してみますね。
2着ににげねばった⑬ミッキーチャームを例にあげてみます。
⑬の単勝オッズは15.6です。
⑬の1着固定の馬単総流しの合成オッズをみてみます。
組み合わせ | オッズ |
13→01 | 1325 |
13→02 | 198.2 |
13→04 | 646.6 |
13→05 | 199.6 |
13→06 | 1072 |
13→07 | 121.7 |
13→08 | 1843 |
13→09 | 2641 |
13→10 | 1919 |
13→11 | 39.5 |
13→12 | 2978 |
13→14 | 1297 |
13→15 | 4582 |
13→16 | 283.3 |
13→17 | 7807 |
13→18 | 326.4 |
合成オッズ | 17.7 |
合成オッズは17.7です。単勝は15.6だったので馬単総流しの方がよいことがわかります。
この差がめちゃくちゃ大きいのはわかりますよね?
10万投資で、配当金は20万ちかくかわります!
でも、2着にどんなのがくるかによって、配当金がバラバラだよね?お得な時もあるかもしれないけど、単勝の方がよかったという場合もあるじゃん
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単勝=馬単総流し(資金配分する!)
2着の馬によって配当がおおきくぶれてしまうのでは、単勝の代わりの馬券としては成立しない。
そこで、配当金が同じになるように資金配分をします。
おなじく秋華賞の例で説明をします。
⑬ミッキーチャームの単勝と馬単総流しの比較
⑬ミッキーチャームの単勝オッズは15.6です。
10万円の資金を単勝にかけて的中したら、単勝オッズ15.6ですので、156万円になりますよね。
156万を覚えておいてくださいね。
では馬単総流しのオッズに、10万円を資金配分したのが下の表になります。
組み合わせ | オッズ | 掛け金 | 配当金 |
13→01 | 1325 | 1400 | 1855280 |
13→02 | 198.2 | 8900 | 1763980 |
13→04 | 646.6 | 2800 | 1810480 |
13→05 | 199.6 | 8800 | 1756480 |
13→06 | 1072 | 1700 | 1822910 |
13→07 | 121.7 | 14400 | 1752480 |
13→08 | 1843 | 1000 | 1842900 |
13→09 | 2641 | 700 | 1848770 |
13→10 | 1919 | 1000 | 1919100 |
13→11 | 39.5 | 45000 | 1777500 |
13→12 | 2978 | 600 | 1786560 |
13→14 | 1297 | 1400 | 1815240 |
13→15 | 4582 | 400 | 1832920 |
13→16 | 283.3 | 6200 | 1756460 |
13→17 | 7807 | 300 | 2342010 |
13→18 | 326.4 | 5400 | 1762560 |
合成オッズ | 17.7 | 100000 | 1770000 |
同じ金額をつかったのに、配当金は2着にどれがきても20万近く多いのです。
1万円の投資でも、配当金が2万円もかわってきます。
これは結果論でなく、「⑬の単勝に1万円かけるなら、資金配分をした馬単総流しの方がお得だった」といえるわけです。
ただしこれには条件があって、資金配分できるだけの掛け金が必要なことです。
つまり単勝1000円買おうとしてた場合では、総流しができません。2000円くらいでも、配当が同じくらいになるような資金配分ができません。
ある程度、競馬資金に余裕があるかた限定の戦略です。
上記の例で5000円投資する場合の資金配分をやってみます。
単勝に5000円だと、15.6倍で78000円の配当になります。
組み合わせ | オッズ | 掛け金 | 配当金 |
13→01 | 1325 | 100 | 132520 |
13→02 | 198.2 | 400 | 79280 |
13→04 | 646.6 | 100 | 64660 |
13→05 | 199.6 | 300 | 59880 |
13→06 | 1072 | 100 | 107230 |
13→07 | 121.7 | 600 | 73020 |
13→08 | 1843 | 100 | 184290 |
13→09 | 2641 | 100 | 264110 |
13→10 | 1919 | 100 | 191910 |
13→11 | 39.5 | 2200 | 86900 |
13→12 | 2978 | 100 | 297760 |
13→14 | 1297 | 100 | 129660 |
13→15 | 4582 | 100 | 458230 |
13→16 | 283.3 | 300 | 84990 |
13→17 | 7807 | 100 | 780670 |
13→18 | 326.4 | 200 | 65280 |
合成オッズ | 17.7 | 5000 | 88500 |
人気薄でも100円はかける事になるので(あくまで的中率は同じにするため)、じゃっかん単勝よりも配当が少ないところもありますね。
これは次にお話しする、買い目をしぼることで解決できるかもしれません。
⑨アーモンドアイの単勝と馬単総流しの比較
つぎに、同じようにアーモンドアイの単勝と馬単総流しを比較してみます。
⑪アーモンドアイの単勝オッズは1.3
馬単の総流しの合成オッズは1.13です。
このままだと単勝を買う方がお得ですね。
組み合わせ | オッズ |
11→01 | 65.6 |
11→02 | 8.1 |
11→04 | 33.1 |
11→05 | 7.5 |
11→06 | 34.6 |
11→07 | 4.2 |
11→08 | 53 |
11→09 | 131.2 |
11→10 | 69.7 |
11→12 | 138.2 |
11→13 | 10 |
11→14 | 46.5 |
11→15 | 198 |
11→16 | 13.3 |
11→17 | 377.6 |
11→18 | 16.1 |
合成オッズ | 1.13 |
先ほど例にだした⑬ミッキーチャームがわりと少ないケースで、ほとんどは
単勝>馬単総流しの合成オッズ
となります。
では、正解が単勝でしたでおわるのは面白くないので、もう少し検証してみます。
2着に来る馬をもう少ししぼったらどうなるか?ということです。
この時点で、単勝よりも的中率は下がります。リスクを負うという事です。
的中率をさげて回収率をあげるのが競馬の本質なら、これもりっぱな戦略になるのでは?
全馬の単勝オッズをみてみます。
人気 | 馬番 | 馬名 | オッズ |
1 | 11 | アーモンドアイ | 1.3 |
2 | 7 | ラッキーライラック | 7.3 |
3 | 2 | カンタービレ | 14 |
4 | 5 | サラキア | 14.3 |
5 | 13 | ミッキーチャーム | 15.6 |
6 | 16 | プリモシーン | 22 |
7 | 18 | ダンサール | 25.1 |
8 | 4 | ランドネ | 62.2 |
9 | 6 | パイオニアバイオ | 96.3 |
10 | 14 | ゴージャスランチ | 117.1 |
11 | 8 | トーセンブレス | 127.9 |
12 | 10 | オールフォーラヴ | 135.4 |
13 | 1 | ラテュロス | 156.8 |
14 | 12 | オスカールビー | 220 |
15 | 9 | サトノガーネット | 254.3 |
16 | 17 | サヤカチャン | 290.1 |
17 | 15 | ハーレムライン | 344.4 |
ここから先は結果論もはいります。
例えば100倍以下のオッズの馬は2着にははいらないだろうと、馬単のひもからきったらどうなるだろうか?
その場合の馬単の合成オッズは以下のようになります。
組み合わせ | オッズ |
11→02 | 8.1 |
11→04 | 33.1 |
11→05 | 7.5 |
11→06 | 34.6 |
11→07 | 4.2 |
11→13 | 10 |
11→16 | 13.3 |
11→18 | 16.1 |
合成オッズ | 1.26 |
単勝1.3倍にくらべて、下位人気8頭をきった馬単合成オッズが1.26です。
これはリスクをとってさらに、オッズも低くなるので単勝の方がまし!ということになります。
それだけ、1着固定の馬単がかわれてたってことなんかな?
もっとしぼれば、合成オッズがどこかで1.3以上になると思いますが、それは単勝の代わりにならないか?という趣旨からはずれすぎるのでやめておきます。
なにがいいたいかというと、⑬ミッキーチャームのような例もあるということ。
100%こっちの馬券の方がお得だったという事実。
他の券種でも比較できるものはあるのではないか?
今回は【単勝】と【馬単総流し】の例でみましたが
【馬単1点】⇒【3連単1着2着固定からの総流し】
【ワイド1点】⇒【3連複2頭軸の総流し】
これらも、合成オッズと比較する事でおとくな買い方がみつかるかもしれません。
また、総流しから、いらない馬をけずっていくことによって、合成オッズをあげることができます。
ツイッターでみた馬券考察(個人をひなんするわけではない!)
秋華賞の買い目をたくさんツイッターでみかけました。
あたらないより当たった方がよいのは、まちがいないですが、馬券自体はいろいろ考察ができて面白かった。
アーモンドアイ(1人気)から、5点に馬連を買っていました。相手は2人気~6人気。
5点の均等買い。5番人気がきて馬連880円ゲットして、よろこばれていました。1番たかいところですもんね、おめでとうです。
ただこの馬券の合成オッズは・・
組み合わせ | オッズ |
2-11 | 7.2 |
5-11 | 6.8 |
7-11 | 3.7 |
11-13 | 8.8 |
11-16 | 11.3 |
合成オッズ | 1.3 |
1.3倍・・
アーモンドアイの単勝と同じです。
これをどうとるかは、人それぞれかもしれませんね!
以上合成オッズのおはなしでした。