今回は麻雀のあがる直前の「まち」についての説明です。
基本編①をまだ見てない方はこちらをどうぞ
前回の記事で、麻雀の完成形は14牌で構築された以下の形だと説明しました。
3枚セット×4組 + 2枚×1組 =14牌
この完成形になる1つ手前の状態(13牌)を、テンパイといいます。
例)「テンパッた!」「テンパる」などという
あと一つで完成となる、ワクワクドキドキの状態です。
その時の形を「まち」といい、「まち」の形によって上がり枚数などがちがってきます。
「まち」の形は
- 単騎待ち
- のべたん待ち(単騎待ちの進化系)
- 両面待ち
- ぺんちゃん待ち
- かんちゃん待ち
- しゃぼ待ち
この6つに分類されます。
3面待ちなどは、両面待ち同士の組み合わせや、両面待ち+単騎待ちなどの複合系になり、またあとで説明します。
まずは、この6つの形を覚えましょう!
それぞれの上がり枚数も紹介しますが、これら以外の牌が見えていないと想定しての枚数です。
まちの形① 単騎待ち
雀頭(2枚ペア)の部分のまちになります。
3枚組の部分はできてて、あとは雀頭の部分で完成。
もっている雀頭候補と同じもので完成になるので、上がり枚数は3枚になります。
まちの形①の進化系 のべたん待ち
これは単騎待ちの進化系です。
5万か8万どちらかで上がりになります。
5万がくれば、5が雀頭になり【6・7・8】のジュンツになります。
8万がくれば、8が雀頭になり【5・6・7】がジュンツとなります。
5万と8万をひとつづつもっているので、上がり枚数は6枚となります。
次に紹介する、両面待ちとは似ていますが、区別されるので注意してください。
まちの形② 両面待ち
先に紹介したのべたん待ちとおなじ5万と8万がくれば完成です。
ただし、これはのべたんではなく、両面待ちとなります。
最後の1牌が、雀頭になればのべたん、最後の1牌がジュンツになれば両面まちだと覚えてください。
これは、のちのち【役】がつくのかどうか?というときに関わってきますので、理解をしておきましょう。
これは待ちの形のなかで1番上がり枚数の多く、上がり枚数は8枚になります。
まちの形③ ぺんちゃん待ち
ずばり
1・2 をもっていて 3待ちか
8・9 をもっていて 7待ち
この2つの形のことです。
はじっこなので、両面にならないパターンです。
上がり枚数は4枚となります。
まちの形④ かんちゃん待ち
ジュンツの真ん中を待っている形です。
「あなぼこ待ち」とか言ったりもします。
上がり枚数は4枚です。
同じ上がり枚数の「ぺんちゃん待ち」よりも、良い形に発展しやすいので、ぺんちゃんよりも重宝する事になります。
例えば、上の写真でいうと
【3・5】を持っているところに、【2】がくれば、【2・3】と両面まちになるので、5をすてます。
同じく
【3・5】を持っているところに、【6】がくれば、【3】をすてて、【5・6】の両面のまちに変化します。
まちの形⑤ しゃぼ待ち
雀頭候補が2組あるパターン。
この場合、上がり牌が出た方が3枚セットのアンコになります。
「しゃぼ待ち」とか「しゃんぽん待ち」言います。
2種類の牌であがりになりますが、2枚づつ手にあるので、上がり牌は4牌となります。
複合系 いろいろ
上記の6種類が、「まち」の形の基本形となります。
麻雀の面白いところは、これらがあわさって、多種多様なまちが存在することです。
少しだけ紹介します。
両面待ち+両面待ち
ぺんちゃん待ち+単騎待ち
7がくれば→【789】+【99】
8がくれば→【88】+【999】
になるわけです。
これわかります?
答え
↓
2をアンコだと考えると、【2・5・8】の3面待ちになります。
これだけだと不正解です。
次に、2を対子だと考えます。
すると、2と發のしゃぼ待ちになります。
答えは
2万・5万・8万・發 の4種類の牌で上がりになるわけです。
面白いでしょ?
まとめ
待ちの形は5種類あり、それぞれの上がり枚数をまとめてみると
両面まち | 8枚 |
かんちゃんまち | 4枚 |
ペンちゃんまち | 4枚 |
しゃぼまち | 4枚 |
単騎まち | 3枚 |
となります。
やはり基本は両面まちにるように、手作りしていくと有利になりそうです。
以上、こんかいは「まち」の種類を紹介しました。
面白いでしょ?