競馬で勝つためはオッズの歪みをみつける事だ
と1度はきいたことがあるのではないでしょうか?
私もネットでいろいろ調べてみました。どうやらこの【オッズの歪み】のとらえ方が2つの意味があるようです。
オッズの歪みの2つの意味
1 馬券種の間でおこるオッズの歪み(お得な馬券と損な馬券)
2 実力とオッズのバランスがおかしい
ひとつづつ説明をします。
馬券種の間でおこるオッズの歪みとは?
これは数字としてでますので、わかりやすいオッズの歪みになります。
1番分かりやすい例が、枠連と馬連かもしれません。
枠連と馬連の配当をみてください。枠連の方が当たる確率が高いにも関わらず(8枠に2頭いるから)、配当金は枠連の方がついています。
こんな配当は地方競馬ならしょっしゅうあります。これならだれが見ても、枠連を購入しておけばよかったとわかります。
3連複の配当が、そのうちの1頭の複勝と同じ金額ってのもありました。
こういう例もあります。
単勝と馬単1着固定の総流しは当たる確率は全く同じですよね。2着はなにがきても的中ですから。
ただここにもオッズの歪みが発生しやすく、馬単総流しの方がもうかる場合と単勝の方がもうかるケースがあります。
ただし、馬単総流しの馬券は均等買いだと、2着に来る馬によって配当が大きくかわります。資金配分をしないといけません。ですから単勝1000円位の馬券を、馬単総流しにはできません。
単勝に1万円くらい投入するなら、馬単総流しとの比較をする価値があります。比較のしかたは、馬単総流しの合成オッズと単勝オッズを比べるだけです。
オッズの高い方に賭ければいいのです。
馬券種同氏を比較して、お得な方に賭けるのが【オッズの歪み】の1つ目の考え方です。
実力とオッズのバランスがおかしい
これは過小評価されている馬の事です。
本来なら10倍程度しかつかないであろうオッズが20倍ついている!誰もこの馬の強さがわかっていない!オッズに歪みがあるぞ!買いだ買い!
↑こんなイメージです。ただこれは目にはみえなく、結局主観になってしまうのです。期待値と同じで数値化できないのです。
ただ世間一般で言われている【オッズの歪み】とは、こっちの意味を言っているのではないかと思うわけです。
その過小評価されている馬をどうやって見つけていくかが、回収率を101%以上目指す上で重要かつ、一番難しいところなのだと思います。
そしてその分析をこのサイトでもいろいろ検証しているのです。過去データとあらゆる条件を照らし合わせて、【傾向】としてはっきりでているパターンをみつける。これしかないと思います。
オッズの歪みとは?結論
オッズの歪み=馬券種どうしを比較した時におこる、オッズのバランスに悪さ
オッズの歪み=実力とオッズを比較した時におこるバランスの悪さ(過小評価されている)
これで締めさせてもらいます。
そして【控除率とは?お得な馬券って何?】の中ででてきた
単複は【オッズの歪み】がでにくく、3連系の馬券の方が【オッズの歪み】がでやすい。オッズの歪みを狙っていくのが競馬なら。【オッズの歪み】の出やすい3連系の馬券の方が良いという事につながるかもしれません。
例えば、中穴で狙いたい馬がいた場合、その1頭だけの複勝のオッズの歪みよりも、3連系の馬券の方が、オッズの歪みが大きいのだと思います。狙いたい穴馬が2頭3頭いたら、なおさらです。
中穴が2頭からんでの3連系の馬券はやはり破壊力ありますからね。